どこか懐かしい・・・
October 26, 2007
酒樽の材料をを使って作った椅子、第2弾。これは軒下へ置くことを想定したベンチです。けして広くないスペースのため、酒樽の材料の細長い形状をそのまま使い、簡単に移動できるよう車輪をつけてみました。すると、どこか懐かしい趣がでてきました。便利さとか効率を優先される現在の社会にあって、この椅子を見ていると、人と道具との距離感とか、心地いい生活のリズムとかを思い出させてくれそうな気がするのは、私だけでしょうか。この椅子も秋の暮らし木展で展示しています。よかったら実際にみた感想など聞かせてください。
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酒樽の材料を使って
本当に久しぶりの書き込みです。今倉敷で秋の暮らし木展を開催しています。その中の企画で、昔酒樽として使用されていた杉板を使って、椅子を作るという企画があります。と言っても自分で企画したんですが。そこで、自分でも早速製作してみました。酒樽として使われていた痕跡をそのままに、極々プリミティブな形状にまとめました。この構造は、世界各地の古い民具の椅子にある形で、木の樽もまた古来より人々に使われ続けてきたということをリスペクトしてデザインしました。金属の部分もあえて、錆びたものを使い、時間経過の風合いを大切にしました。久しぶりに面白い仕事だったように思えます。この企画は他に12人の岡山在住のクリエイターが酒樽で椅子を作っています。
10月28日(日)間では倉敷の本町通りの軒下に、30日(火)からは、大原美術館の工芸館前広場に一同に展示します。ぜひ足をお運び下さい。
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アジャスティングチェアー
June 06, 2006
今年の春の展示会は、オーダーチェアーがテーマでした。名前のごとく、一つ一つ一人のお客様のために一脚から椅子をお作りする企画です。そしてその企画に登場したのが写真のアジャスティングチェアーです。座の高さや、背板の角度、肘掛等が自由に変えることが出来、お客様の一番好みのポジションを再現できます。そしてそれを実際のお作りする椅子に活かすというものです。基本的には椅子というものは、一人一人の体系に合わせて作られるべきだと考えています。そのためにこのアジャスティングチェアーはとても重要な役割を果たします。実際にオーダー下さったお客様の椅子の製作過程も、またブログでレポートしたいと思います。さて、どんな椅子ができるでしょうか。
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エジプシャンチェアー
April 09, 2006
先日京都でフィンユールの椅子の展示会があったので、行ってきました。フィンユール(1912~1989)はデンマークを代表するデザイナーの一人で多くのすばらしい椅子を製作しています。写真はその代表作でもある、エジプシャンチェアーです。エジプトの遺跡から発掘された椅子と構造が同じ事から名づけられたそうです。デンマークの多くのデザイナーが機能主義的な椅子をデザインする中、フィンユールのそれは職人の手により、丁寧に作りこんだラインを大切にした、官能的とも言える美しい椅子です。椅子は道具としての機能と、美しさという精神的機能もを求められます。そんな椅子のあり方を深く考えさせられる一脚です。これから、時々私の好きな椅子をこうして紹介していきたいと思っています。また、のぞいてみてください。
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